おわりに

この「うまいもんから考える自然の恵み」シリーズは、合計8回のカフェやレストランでの企画、2回のシンポジウムとして実施しました。

100人規模が参加できたシンポジウムと異なり、カフェでの企画は10〜20人と少人数の企画とさせて頂きました。
でも、少人数だからゆったりといろいろな話ができた部分もあります。
そして、同時にこの企画はすべてUstream というインターネットの中継技術を使って、多くの人に見ていただくことを試みました。
多い時には150〜200人の方が、カフェでの食べ物の様子や講師とのやり取りを、自宅のパソコンで眺めていただいてその瞬間を共有していただいたようです。

さらに、この講演の様子は今でもインターネットに繋がったパソコンがあればご覧いただくことができます。

自然を楽しみ感じることは、森や川へのピクニックだけでなく、食卓でも可能です。
そして芸術作品や歴史の中でもその姿しっかりと捉えることができます。

自然や文化をかしこまらずに、日々の生活の中で楽しんでいただけたならば、博物館としてはこの企画をやったかいがあるというものです。

この事業は平成23年度「社会教育による地域の教育力強化プロジェクト」に基づいて行われています。