鳥も獣も人も食べ物を通じてまわりの自然と結びついている


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鳥や動物が木のみを食べます。
どんなものを食べるのかで鳥のくちばしも変化し、鳥に種を飲み込んで運んでもらうために果物が生まれました。
お互いに影響を与え合って、動物も植物も進化していきます。

人間の食文化をはじめいろいろな文化とだって、周りの自然と深く結びついています。
そうした生態系のもたらす価値を扱っているのが生物多様性条約です。

熱帯の木の実を食べるサイチョウ

熱帯の木の実を食べるサイチョウ

ヤマモモ

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ゾウがいなくなると、もう種を運ぶものはない 大きな種子の入った木の実
中央アフリカの森でこの大きな種子の入った木の実を食べて運ぶのは森林性のゾウ。ゾウがいなくなると、もう種を運ぶものはない。

人間の文化もまた自然と結びついています。

地方へ旅行に行くと、その地域ならではの伝統料理、ごちそうに出会います。
人間の食べ物は自然によって決まるだけでなく、文化によって国や地域でものすごく多様です。食べ物には「生物の多様性」と「文化の多様性」がつまっています。

地方へ旅行に行くと、その地域ならではの伝統料理、ごちそうに出会います。
湯本貴和氏 2011年11月19日大阪市立自然史博物館にて

この事業は平成23年度「社会教育による地域の教育力強化プロジェクト」に基づいて行われています。

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