市場:うまいもんを食べたい大阪の人々


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大阪の江戸時代の生鮮食品流通としては天満の市場が有名です

大阪の江戸時代の生鮮食品流通としては天満の市場が有名です。
大和川や淀川の水運で運ぶ運賃の資料には各産地の名がかざされた農産物が並んでいます。

実は大阪にはもうひとつ、難波にも市がありました。
サツマイモなど新しい作物や近在の葉物は難波で扱われました。

大阪の伝統野菜はこうした市場で名がかざされ流通していたのです。

有田などのミカンは天満市を賑わせた産物のひとつでした。
こうした生産地には市の仲買人が訪れ、買い付けをしたり、資金を出して投資し、販路を確約させたりしていました。

都市と農村はこうして結び付けられていました。









2012年1月6日 八木滋氏(大阪歴博) 大阪歴史博物館1Fスターアイルにて

この事業は平成23年度「社会教育による地域の教育力強化プロジェクト」に基づいて行われています。

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