この情報は、 大阪歴史博物館から発信しています。
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大阪歴史博物館:特別展「昭和のおもちゃとマンガの世界―北原照久 大コレクション展―」
この特別展では、テレビ番組「開運!なんでも鑑定団」でもおなじみの、北原照久氏が収集したコレクションを紹介します。ブリキ玩具コレクターとして世界的に有名な北原氏は、ブリキ玩具のみならず、セルロイド製玩具やマンガ雑誌とその付録、マッチラベル、引札、ポスター、広告看板など庶民生活・子ども文化関係資料を40年かけて収集してきました。今回の展示では、膨大な数にのぼるこのコレクションのうち、昭和時代に製造・消費された代表的な資料約1000点を展示します。北原コレクションが、これほど大規模かつ一堂に紹介されるのは、初めてのこととなります。
当館では、これらのモノを通して、戦争、占領、高度成長などを経験した昭和という時代や、手塚治虫に代表される昭和の子ども文化についての理解を深める機会にしたいと思います。

【会期】平成22年4月18日(日)〜6月21日(月)
【休館日】毎週火曜日休館(ただし5月4日(火・祝)開館、5月6日(木)休館)
【会場】大阪歴史博物館 6階 特別展示室
【観覧料】特別展観覧券が必要です。詳しくは下記のページをご覧ください。
【詳細はこちら】http://www.mus-his.city.osaka.jp/news/2010/omochatomanga.html
【写真】鉄腕アトムとウラン
ノムラ製、1960年代、北原照久氏蔵
1950年代になると、ロボットや自動車などの乗り物を題材にした商品が主流だったブリキ玩具の世界に、マンガやアニメのキャラクターを題材にしたキャラクター玩具という新しいジャンルが誕生する。これは、1952年から雑誌『少年』に連載され、爆発的な人気を得た手塚治虫の代表作『鉄腕アトム』の影響による。手塚の長男眞氏が子どもの頃、最初に手にしたおもちゃもアトムのブリキ玩具だったという。
updated on 2010年3月18日10時44分