この情報は、 大阪歴史博物館から発信しています。
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大阪歴史博物館:特集展示「遺跡から見た奈良時代の大阪―難波宮とその周辺―」
平成22(2010)年は藤原宮から平城宮に都が遷されて1300年にあたります。都が平城宮にあった奈良時代、難波の地には難波宮(なにわのみや)が再建され、そのまわりには役人の住居や寺院が建ち並び、市場や港もあった賑やかな都市―「難波京(なにわきょう)」がありました。また、「難波京」の周辺には広大な水田もひろがっていました。とくに現在の平野区にある長原遺跡では奈良時代の水田の跡や灌漑のための大規模な水路が見つかっており、難波宮や「難波京」の繁栄を支えた経済的な基盤の様子が分かっています。
今回の展示は奈良時代の難波宮の近年の成果だけでなく、奈良時代の農村部などの出土品を展示し、奈良時代大阪の多様な生活の様子を紹介します。
【会期】平成22年4月7日(水)〜5月31日(月)
【休館日】毎週火曜日休館(但し5月4日(火)は開館、5月6日(木)は休館)
【会場】大阪歴史博物館 8階 特集展示室
【観覧料】常設展示観覧料でご覧になれます。詳しくは下記のページをご覧ください。
【詳細はこちら】http://www.mus-his.city.osaka.jp/news/2010/narajidaiosaka.html
【写真】難波宮出土の鬼瓦 中央区難波宮出土
 後期難波宮朝堂院の西側にある南北方向の築地塀から出土した鬼瓦。後期難波宮の瓦の模様である重圏文と同じ意匠の瓦である。
updated on 2010年3月18日10時41分